車を安全で快適に走らせるためには、日々のメンテナンスがとても大切です。
そこで今回は、エンジンオイルとオイルフィルターの役割を分かりやすくご紹介します。
エンジンオイルってどんな働きをしているの?
まず、そもそもエンジンオイルって何のためにあるの?というところから始めます。エンジンオイルは車のエンジンをスムーズに動かすために欠かせないものです。主な役割は次の4つです。
- 潤滑
エンジンの中には、たくさんの金属の部品が高速で動いています。エンジンオイルは、その金属同士の摩擦を減らし、部品が摩耗するのを防いでくれます。 - 冷却
エンジンが動くと、かなり高い温度になります。オイルはその熱を吸収して冷却する働きがあり、エンジンを適切な温度に保ってくれます。 - 洗浄
燃焼によって発生するカーボンや金属の粉などの汚れを、オイルが吸着してくれるので、エンジンの中を清潔に保つことができます。 - 密封
エンジンのシリンダーとピストンの間をオイルが埋めることで、燃焼効率を高める役割も果たしています。
オイルは走っていくうちに劣化し、酸化して粘度が変わり、エンジンをうまく潤滑できなくなります。
オイルフィルターって何をしているの?
エンジンオイルが汚れを吸着してくれるのはとても便利ですが、その汚れたオイルが再びエンジン内に循環すると、エンジンにダメージを与えてしまいます。そこで活躍するのがオイルフィルターです。
オイルフィルターは、オイルに混ざった不純物や汚れを取り除いてくれるフィルターで、きれいなオイルをエンジンに送り届ける役割を担っています。
オイルフィルターは汚れを吸着していくうちに詰まってしまい、十分にオイルをろ過できなくなります。
フィルターが詰まると、汚れたオイルがエンジンに回ってしまい、エンジンの性能が低下したり、最悪の場合、エンジンが壊れてしまうこともあります。
☆定期的にエンジンオイルとフィルターを交換することで、エンジンを良好な状態に保ち、車の寿命を延ばすことができるのです。
目安として、エンジンオイルは5000㎞、オイルフィルターは10000㎞で交換するのをおすすめしております。
前回交換したのいつだったかな?と思ったときには、運転席を開けたところのステップ周り(足元あたり)に前回いつオイル交換をしたのか、次の交換の目安は何キロなのか、という事が書いてあるシールが貼っているので、ご確認ください。
株式会社ブレイブの安心サポート
私たち株式会社ブレイブでは、お客様の愛車を長く安心してお乗りいただけるよう、修理、車検整備、新車・中古車販売、自動車保険、洗車、自動車買取など、車に関する総合的にサービスを提供しています。もちろん、エンジンオイルやオイルフィルターの交換もお任せください。専門のスタッフが丁寧に対応し、お車の健康をしっかりとサポートいたします。
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